うちいくら?国の成約データで、うちの値段がわかる
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  2. サービスの評判・比較
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イエウールの流れと満足して使うための手順|申し込み前に押さえる3つの場面

イエウールは申し込みのあとどう進むのか。公式ページと国交省のデータをもとに、流れ・査定額の読み方・連絡をラクにする手順を整理しました。どんな人に向いているかもまとめています。2026年10月5日時点の情報です。

イエウールの流れと満足して使うための手順|申し込み前に押さえる3つの場面

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イエウールを調べている人の目的は、たいていここに集まります。そして実際に使ってみると、満足度を左右するのは「申し込んだ瞬間に何が起きるか」を先に知っているかどうかでした。

流れが頭に入っていれば、届いた連絡を落ち着いてさばけて、6社の説明をじっくり比べられます。この記事は、その「先に知っておく」部分をまとめたものです。

この記事の結論

大事なのは順番です。先に流れを知って、連絡方法を指定してから申し込む。これだけで体験がぐっとラクになります。

  • とにかく相場だけ知りたい人 → 先に国交省「不動産情報ライブラリ」で過去の取引価格を見る
  • 半年以内に売るかもしれない人 → 備考欄に連絡方法を書いてから、イエウールで複数社に依頼する
  • もう社名まで決めている人 → 一括査定を使わず、その会社に直接申し込む

この記事の目次
  1. 申し込んだあと、実際はどう進むのか 🏠
  2. 申し込む前に押さえておきたい3つの場面
  3. なぜ会社によって査定額が数百万円も違うのか 💰
  4. 連絡をラクにする、実際に効く順番 📋
  5. 申し込む前に、自分で相場を見ておく 📊
  6. 全体の方向も押さえておく
  7. うちいくらの集計
  8. 契約した後に効く、売主が自分で確認できる仕組み
  9. この記事のまとめ

申し込んだあと、実際はどう進むのか 🏠

まず全体像です。ここを先に見ておくと、「どこで何が起きるか」を自分で予想できるようになります。

イエウールは株式会社Speeeが運営する不動産一括査定サイトです。公式トップページには「提携社数 全国2500社以上」「最大6社比較」「入力時間は最短60秒」と書かれています(2026年10月5日時点)。利用料は、公式ページで「完全無料で査定を依頼できます」と明記されています。

イエウールの公式トップページ
イエウールの公式トップページ(ieul.jp・2026-10-06時点の画面)

①物件を入力 住所・種別・広さ ②会社を選ぶ 最大6社まで ③連絡が来る 主に電話・メール ④机上査定 数日で金額が届く ⑤訪問査定 希望した会社だけ 申し込みから査定額が出るまで ③の連絡方法を先に決めておくと進めやすい ④の金額は「この値段で売れる」という約束ではありません

③が山場です。選んだ会社の数だけ、ほぼ同じタイミングで連絡が来ます。ここを想定しておけば、受け取り方を自分で決められます。

そしてもうひとつ。④で届く査定額は、売却価格ではありません。会社が「この価格なら売れると思う」と予想した数字です。実際にいくらで売れるかは、買主が現れて初めて決まります。これは記事の中で何度か繰り返します。


申し込む前に押さえておきたい3つの場面

使った人の声をたどっていくと、押さえておくと安心な場面が、きれいに3つに分かれます。どれも先に手を打てるものです。

Yahoo!知恵袋には「いきなり現地へ来ることはありません。まずは、電話かメール(ほぼ電話)で連絡があり」という回答がありました。つまり、最初は連絡から始まります。この順番を知っているだけで、身構えずに済みます。

送信 契約後 場面1:直後の数時間 選んだ社数ぶんの連絡が ほぼ同時に始まる → 社数と時間帯を決めておく 場面2:数日後 会社ごとに金額が分かれる 根拠の説明の仕方も違う → 説明の丁寧さが見える 場面3:契約した後 物件の取引状況は 売主専用画面で見られる → 自分で確かめられる 3つとも、先に手を打てる場面です

場面1は、仕組みをそのまま映した場面です。サービスの設計としては「複数社に同時に伝える」のが売りなので、返事も同じタイミングで揃います。ここを知って社数と連絡方法を決めておけば、むしろ比較が一度で終わるという強みに変わります。

場面3は意外と知られていません。ここは2025年1月の制度変更で、売主が自分で確認できる仕組みが整いました。後で詳しく書きます。


なぜ会社によって査定額が数百万円も違うのか 💰

この見出しでは、金額が分かれる理由と、どの数字をどう読めばいいかを整理します。

結論を先に。金額が分かれるのは正常です。 そして、見るべきポイントは金額の大小ではありません。

A社 近隣の成約事例 中心に積み上げ B社 リフォーム前提で 上乗せして算出 C社 時間をかけて 高値を狙う想定 査定額は 「予想」です 売却価格は 買主が決めます 同じ家でも、前提が違えば金額は分かれる

査定額が分かれる理由は、だいたいこの3つに集約されます。

理由 中身 売主への影響
参照した事例が違う 同じマンションの別階か、隣の町の似た物件か 前提が違うだけで数百万円動く
売り方の想定が違う そのまま売る/片付けてから/買取 高い数字ほど時間がかかりやすい
価格の置き方が違う 早く決めたいか、時間をかけて高値を狙うか 売り出し後の値付け方針が変わる

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仕組みの話も共有しておきます。一括査定サイトは、不動産会社から利用料を受け取って問い合わせを届けるかたちで成り立っています。だから売主は無料で使えます。会社側は費用をかけて情報を受け取っているので、提案に力が入りやすい場面でもあります。

そのうえで、見るべきは金額ではなく根拠の文章量です。「なぜその価格なのか」を事例つきで説明できる会社は、売り出した後の値付けの相談もできます。数字だけでなく理由まで届く会社は、その先も頼りになります。

正直に言うと、ここが一括査定の一番の使いどころだと思っています。6社の金額を見比べるためではなく、6社の説明の仕方を見比べるために使う。そう考えると、依頼する価値は十分あります。


連絡をラクにする、実際に効く順番 📋

ここでは、申し込む前・申し込んだ瞬間・申し込んだ後の3段階で、何をすればいいかを並べます。

まず前提として、連絡は電話が中心です。 Yahoo!知恵袋の回答にも「まずは、電話かメール(ほぼ電話)で連絡があり」とありました。ここを知っておけば、受け取る準備ができます。

そのうえで、連絡方法は希望を伝えられます。イエウール自身のコラムでも、査定依頼時の備考欄に「メールでの連絡希望」と書く方法が案内されています。運営側が公式に案内してくれている、というのが地味に効きます。

STEP 1 申し込む前 依頼する社数を決める。3社でも比較はできる。6社は「連絡6本」と同じ意味です STEP 2 申し込むとき 備考欄に「連絡はメールのみ希望/電話は平日19時以降」と書く STEP 3 連絡が来た後 見送るときは「今回は見送ります」とはっきり伝える。あいまいな保留が一番長引く

STEP 2の備考欄は、地味ですが効きます。入力フォームを最後まで進むと自由記入欄が出てきます。ここを空欄のまま送る人が多い。もったいないです。

制度面の安心材料もあります。宅地建物取引業法施行規則第16条の12では、宅建業者が「電話による長時間の勧誘その他の私生活又は業務の平穏を害するような方法によりその者を困惑させる」行為を禁じています。国土交通省の関東地方整備局は、具体例として「断ったにもかかわらずしつこく電話をかけてくる」「深夜や早朝に電話をかけられた」などを挙げ、相談窓口を案内しています。

つまり、万が一のときは我慢する話ではなく、行政に相談できる話です。これは覚えておいて損がありません。

個人情報の扱いが気になる場合は、イエウールのプライバシーポリシーに保有個人データの開示請求への対応が記載されており、株式会社Speeeの問い合わせ窓口(平日10時〜17時)が示されています。窓口がはっきりしているのは安心できるポイントです。


選び方の基準

「で、結局どれがいいの」に答える前に、何を見て判断したかを先に出します。基準が分からないおすすめは、読んでも自分に当てはめられません。

うちいくらでは、不動産一括査定サイトを次の4点で見ています。

基準 具体的に見るところ なぜ見るか
1. 依頼社数を自分で決められるか 「最大◯社」ではなく「1社だけでも可」か 連絡の本数を自分で制御できる
2. 連絡方法を指定する欄があるか 備考欄・連絡希望時間の入力欄 連絡の受け方を事前に決められる
3. 提携会社の性格 大手だけか、地域密着も入るか 地方や築古は地元社のほうが強い
4. 運営元の開示 運営会社・個人情報の扱いが公開されているか 情報がどこへ行くか分かる

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この基準で見ると、イエウールは1・2・4を満たしています。運営は株式会社Speee(代表取締役CEO 大塚英樹氏)で、公式トップに運営元が明記されています。提携社数は公式表記で全国2500社以上。地域密着の会社も含む構成なので、地方や築古の物件でも相談先が見つかりやすい形です。実績面では、2019年に「不動産一括査定サイト調査」で第1位を獲得したという発表もあります。

ひとつ補足します。同社の過去の発表(2019年)では提携1,900社超とされており、現在の公式表記とは数字が異なります。これは時点の違いで、どちらが誤りというわけではありません。ただ「提携社数◯社」という数字は発表時点によって動くので、比較するときは必ず確認日とセットで見てください。

こんな人には、別の方法のほうが合っています。 もう依頼先が決まっている人は、その会社に直接申し込むのが最短です。相場だけ知りたくて売る予定がない人は、次の章の公的データで目的を果たせます。逆に「複数社の見立てと説明を並べて比べたい」人には、一括査定がぴったり合います。


申し込む前に、自分で相場を見ておく 📊

ここを押さえておくと、届いた査定額を自分の基準で読めます。先に数字を1つ持っておくだけで、会話の進み方がまるで変わります。

国土交通省が運営する「不動産情報ライブラリ」では、実際の取引価格を誰でも無料で検索できます。

国土交通省「不動産情報ライブラリ」のトップページ
国土交通省「不動産情報ライブラリ」のトップページ(reinfolib.mlit.go.jp・2026-10-06時点の画面)

このデータの出どころは、国交省が不動産の取引当事者に対して行っているアンケート調査です。平成18年4月から蓄積が続いており、令和7年3月31日時点で約547万件。所在地は町・大字レベル、価格は有効数字2桁に丸められた形で公開されます。個人が特定されない範囲で、実際の数字が見られる。これは地味にすごい制度です。

国土交通省の不動産取引価格情報提供制度の説明ページ
国土交通省の不動産取引価格情報提供制度の説明ページ(mlit.go.jp・2026-10-06時点の画面)

同じライブラリでは「成約価格情報」も見られます。こちらは指定流通機構(レインズ)のデータを国交省が加工したもので、戸建てと中古マンション等が対象、直近5年分です。

全体の方向も押さえておく

国土交通省の不動産価格指数(2010年平均=100)では、令和7年6月分の季節調整値で住宅総合が144.1、マンション(区分所有)が216.8でした(令和7年9月30日公表、速報値)。マンションだけが突出して伸びている構図です。

ただし、これは全国の平均的な動きです。自分の家がどうかは、自分の町のデータを見ないと分かりません。 そして、過去の推移が分かっても、これから上がるか下がるかは別の話です。相場の見通しを聞くときは、その根拠もあわせて聞いてみてください。

うちいくらの集計

うちいくらでは、国交省の不動産取引価格情報の公開データから、2024年第3四半期〜2026年第1四半期の中古マンション取引を抽出し、区市町村ごとに㎡単価の中央値を集計しています(築年数・面積の条件をそろえず、公開されている全件を対象とした単純な中央値です)。

この集計では、東京23区の中古マンションの㎡単価の中央値は約103万円でした。70㎡の部屋なら、7,200万円前後が真ん中、という読み方になります。

ここで大事なのは、中央値から離れた査定額が出たときに「なぜこの金額ですか」と聞けること。数字を持って臨むと、会話がぐっと具体的な相談に変わります。


契約した後に効く、売主が自分で確認できる仕組み

ここは2025年に制度が変わった部分です。知っておくと、売り出した後の進み具合を自分で追えます。

国土交通省のリーフレットは、物件の取引状況が正しく共有されない状態について「一部の宅建業者が自社の利益のため、売主・買主双方の媒介を行うことを目的として、故意に物件の取引状況を隠し、売主の意向に反して物件の紹介を行わないような行為」と説明しています。こうした状態を売主自身が見つけられるように、仕組みが整えられました。

レインズに登録される「取引状況」は3種類だけ 公開中 他社から紹介できる状態 書面による購入申込みあり 買いたい人が出た状態 売主都合で一時紹介停止中 他社に紹介されない状態 覚えがないのに右端になっていたら、その場で会社に確認する 専任・専属専任の媒介契約を結ぶと「登録証明書」が渡されます 2025年1月4日以降は、その二次元コードから売主専用画面を開いて自分で確認できます

国交省は令和6年12月24日の報道発表で、宅地建物取引業法施行規則を改正し、令和7年(2025年)1月1日から宅建業者にレインズへの取引状況の登録を義務づけたと公表しました。あわせて同年1月4日から、売主に交付される登録証明書に二次元コードを掲載し、売主専用画面に入りやすくしています。

東京都宅地建物取引業協会のレポートでも、2025年1月からの義務化として同じ内容が伝えられています。

やることは単純です。媒介契約を結んだら登録証明書を受け取り、二次元コードから自分の物件の状態を見る。 それだけ。リーフレットにも、覚えがないのに「売主都合で一時紹介停止中」になっていたら依頼した業者に問い合わせる、という流れが図で示されています。

これ、売主側からは今まで見えなかった部分です。使わない手はありません。


よくある質問

Q. 査定だけして、売るのをやめても大丈夫ですか。

問題ありません。査定は媒介契約ではないので、途中でやめる自由があります。ただし連絡をくれた会社には「今回は見送ります」と一度はっきり伝えてください。返事をしないまま置いておくより、その一言のほうがお互いにすっきりします。

Q. 電話番号を入れずに査定できますか。

イエウールの申し込みでは、連絡先の入力が必要です。やりとりをメール中心にしたいなら、備考欄で連絡方法を指定するのが現実的な方法になります。番号を出さずに相場だけ知りたいなら、前述の不動産情報ライブラリで取引価格を自分で調べるほうが目的に合います。

Q. 売ると税金はどうなりますか。

居住用の家を売ったときの特例など、いくつかの制度があります。ただし適用できるかは所有期間・居住実態・ほかの特例との併用など、個別の事情で変わります。ここは一般論しか書けません。金額に関わる判断は、税理士か税務署に確認してください。登記まわりは司法書士の領域です。


この記事のまとめ

  • イエウールは「送信直後に複数社から連絡が来る」仕組みです。これを先に知って社数と連絡方法を決めておくと、満足度がぐっと上がります
  • 査定額は会社の予想であって、売却価格ではありません。金額よりも、根拠の説明がどれだけ届いたかで比べてください
  • 依頼する社数を決め、備考欄に連絡方法を書く。この2つで進め方がかなりラクになります
  • 制度面でも、宅建業法施行規則16条の12にもとづく行政の相談窓口が用意されています
  • 媒介契約を結んだら、登録証明書の二次元コードからレインズの取引状況を自分で確認してください
  • 複数社の説明を並べて比べたい人にはイエウール、もう依頼先が決まっている人は直接申し込み、相場だけ知りたい人は不動産情報ライブラリが合っています

今日やること: 不動産情報ライブラリで、自分の町の取引価格を5件だけ見る。査定を申し込むのは、そのあとで決めれば間に合います。


出典