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すまいステップとHOME4Uはどっちがいい?対応エリアの広さで比べた

すまいステップとHOME4Uを「対応エリアの広さ」で比べました。どちらも全国47都道府県ですが、実際に届く会社数と同時依頼の上限が違います。地方・郊外の家を売るならどちらを重く見るか、公式ページ(2026-10-07時点)を根拠に整理しました。

すまいステップとHOME4Uはどっちがいい?対応エリアの広さで比べた

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この記事の結論

「対応エリアの広さ」で選ぶなら、見るべきは都道府県の数ではなく、自分の町に届く会社数です。

  • 地方・郊外・田舎の家で、1社でも多く当てたい → HOME4U
  • 都市部で、連絡が来る社数を抑えて進めたい → すまいステップ
  • どちらも迷う → 先にどちらか1つで出して、結果が1〜2社ならもう片方も追加

「うちの実家、まだ買い手なんているのかな」。

地方の家を売ろうとする人が最初に引っかかるのは、価格より前にここです。一括査定サイトはどこも「全国対応」と書いてある。なのに申し込んでみたら、提示されたのが1社だけ——という話は、こういうサービスの構造上ふつうに起こります。

だから今回は「対応エリアの広さ」を真正面から見ます。

選び方の基準

都道府県の数ではなく、「提携会社数」「同時依頼の上限」「サービス年数」の3点で見ました。

見た項目 なぜ見るのか
提携不動産会社数 地方で1社でも当たる確率に直結する
同時に依頼できる社数 比較できる査定額の数が決まる
サービス開始からの年数 地方の中小会社を集める時間の長さ

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  • 数字はすべて2026-10-07時点の各公式ページの記載です
  • 紹介料で順番は変えていません
  • 「どちらが優れているか」ではなく「どちらが向いているか」で結論を出します

正直に言うと、この3つ目(年数)を入れるか迷いました。でも地方の提携網は一夜では積み上がらないので、入れています。

この記事の目次
  1. 「対応エリアが広い」って、どこを見ればいいの?🗾
  2. 数字で並べるとこうなる 📊
  3. 地方の家なら、どっちを重く見る?
  4. 同時に何社へ出せるかで、比較の幅が変わる 💰
  5. 査定額は、売れる値段ではありません
  6. 営業電話、やっぱり来ます 🏠
  7. この記事のまとめ

「対応エリアが広い」って、どこを見ればいいの?🗾

両サービスとも全国47都道府県対応です。差が出るのは、エリアの数ではなく密度のほう。

届く会社数は地域で変わる 都市部 地方・郊外 当たる会社が限られる 上限いっぱいまで比較できる 同じ「全国対応」でも、届く会社数は住所で変わる

一括査定は、サイトが査定するわけではありません。サイトが持っている提携会社のリストから、あなたの住所に対応する会社を引っ張ってくる仕組みです。

つまり広さの正体は、提携網の厚みです。

すまいステップの公式トップには、全国47都道府県に対応しつつ「物件の条件によっては対応できないエリアもございます」と添えられています。ここを隠さず書いているのは、個人的には好感が持てるところ。HOME4Uも47都道府県対応で、北海道から沖縄まで選べる形になっています。

数字で並べるとこうなる 📊

提携会社数と同時依頼の上限は、HOME4Uのほうが大きい。サービス年数も約19年ぶん長い。

項目 すまいステップ HOME4U
対応エリア 全国47都道府県 全国47都道府県
提携不動産会社数 2,200社以上 厳選約2,500社
同時に依頼できる社数 最大4社 最大6社
サービス開始 2020年4月 2001年11月
累計 査定依頼 約30万件以上(2026年6月末時点) 売却査定 累計75万件(2025年11月時点)
運営会社 株式会社Speee 株式会社NTTデータ・ウィズ(NTTデータグループ)
利用料金 無料 無料
対応物件 マンション/一戸建て/土地/ビル一室/店舗・事務所・倉庫/一棟物件など マンション/一戸建て/土地/店舗/一棟物件など

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選び方の基準:提携会社数・同時依頼上限・サービス年数の3点で見ました。すべて2026-10-07時点の公式ページ記載で、紹介料で順番は変えていません。

すまいステップ

すまいステップの公式トップページ
すまいステップの公式トップページ(sumai-step.com・2026-10-07時点の画面)

HOME4U

HOME4Uの公式トップページを見る(home4u.jp)

すまいステップ側は、提携企業の条件を公開しています。宅地建物取引士の資格保有、営業経験5年以上、売買仲介の累計実績100件以上のいずれかを満たすこと。さらに「ユーザーに対する迷惑行為をしない(過度な電話営業など)」が条件に明記されています。

ここは地味に見落としがちですが、営業電話を警戒している人にはいちばん効く情報だと思います。

地方の家なら、どっちを重く見る?

「とにかく1社でも当てたい」ならHOME4U寄り、「連絡の数を抑えたい」ならすまいステップ寄りです。

どちらを先に試すかの分かれ道 売りたい家 地方・郊外、まず社数を集めたい → HOME4U(最大6社) 都市部、連絡は少なめがいい → すまいステップ(最大4社)

うちいくらの集計では、三大都市圏以外の市町村にある戸建てで一括査定を出したとき、提示社数が2社以下にとどまるケースが全体の約4割を占めました(集計方法:当サイト利用者アンケートのうち、2025年7月〜2026年6月に戸建ての一括査定を申し込んだと回答した582件を、申込時の住所の市町村区分で分けて集計したもの。サービス名は特定していません)。

地方でこれが起きたとき、上限が4社でも6社でも結果は変わりません。上限の差が効くのは「候補がたくさんある地域」のほうです。

逆に、候補がもともと少ない地域では「どれだけ幅広く提携しているか」が効きます。この点は、2001年開始で累計75万件という時間の長さがそのまま強みになる場面だと感じました。

だから私の読みはこうです。地方なら、まずHOME4Uで出す。それで1〜2社しか出なかったら、すまいステップを重ねて別の会社を探す。この順番が、無駄な連絡を増やさずに社数を伸ばせます。

同時に何社へ出せるかで、比較の幅が変わる 💰

比較できる査定額の本数は、そのまま「選べる相手の数」です。

同時依頼の上限の違い すまいステップ 最大4社 HOME4U 最大6社 上限が多い=連絡も増える 依頼先は自分で選べるので、少なく出すのもあり

ここで大事なのは、上限は「必ずその数に出す」という意味ではないことです。

すまいステップの申し込みは、物件情報を入れる → 依頼する会社を選ぶ → 査定結果を比較する、の3ステップ。依頼先を自分で選ぶ画面があるので、6社出せるサービスでも2社だけにできます。

HOME4Uの公式ページには、実際の査定額の差が載っています。埼玉県春日部市の築40年戸建てで、最低1,400万円から最高2,000万円。600万円、1.4倍の開きです。東京都町田市の築29年戸建ての例では「査定額に1,000万円も差が出るとは思わなかった」というコメントも紹介されていました。

1社だけ聞いて終わっていたら、この幅には気づけません。

査定額は、売れる値段ではありません

査定額は「これくらいで売れそう」という各社の見立て。契約を取るために高めに出すこともあります。

査定額の幅と成約価格の関係 4社に頼んだときの査定額(公式サイトの実例) 1,400万円 2,000万円 実際に売れる値段は、この帯のどこか 買い手がつく価格で決まる

査定額がそのまま手元に入るわけではありません。ここは何度でも書きます。

高い数字を出した会社が、いちばん高く売ってくれるとも限りません。売主の心を掴むために高めの数字を提示し、売れ残ってから値下げを提案する——という流れも、業界では知られた話です。

だから見るのは金額だけではなく、その金額の根拠です。近くで実際に売れた事例をいくつ挙げられるか。それが言えない会社の数字は、ただの希望です。

相場の裏取りには、国土交通省の「不動産情報ライブラリ」が使えます。実際の取引価格を取引当事者へのアンケートで集めて公開しているもので、無料です。査定額を受け取る前に、自分の町の価格帯をここで見ておくと、話を聞く側の足場ができます。

囲い込み(他社からの問い合わせを断って自社だけで売ろうとする行為)については、2025年1月の宅地建物取引業法施行規則の改正で手が入りました。専任・専属専任で預かった物件は、レインズに登録したうえで「公開中」「書面による購入申込みあり」「売主都合で一時紹介停止中」といった取引状況を最新に保つことが義務になりました。

さらに、2025年1月4日以降に発行される登録証明書には売主専用の確認画面につながるQRコードが載ります。自分の物件がいまどう扱われているか、スマホで確認できるということです。

このQRコード、知らずに書類の束に埋もれているケースがかなりありそうで、ここは読んでおいて損がない話だと思います。

営業電話、やっぱり来ます 🏠

来ます。ただし連絡方法の指定と、停止の受け口は用意されています。

申し込み後の連絡と、その対処 申し込み 即日〜数日で連絡 備考欄に「メール希望」と書く 合わなければ連絡停止を依頼 査定は会社と話すところから始まる。連絡そのものはゼロにならない

ここを曖昧にしても意味がないので、はっきり書きます。一括査定を申し込むと、会社から直接連絡が来ます。サイトが間に入って代理で答えてくれるわけではありません。HOME4Uの公式ページでは、千葉県船橋市の相続物件を査定した人の声として「不動産会社から電話がたくさんかかってきたが、苦には感じなかった」というコメントが紹介されています。来ること自体は前提です。

そのうえで、使える手はあります。

  • 申し込みフォームの備考欄で連絡手段を指定する(「平日夜のみ」「メール希望」など)
  • 出なくていい時間帯を先に書いておく
  • 合わないと感じたら、早めに断る。長く付き合う必要はありません
  • すまいステップは問い合わせフォームが24時間365日受付で、連絡停止やキャンセルの相談を原則3日以内に対応すると説明しています

すまいステップが提携条件に「過度な電話営業をしない」を入れているのは、この不安を運営側も把握しているからでしょう。

よくある質問

質問 答え
両方申し込んでもいい? できます。ただし同じ会社に二重で当たることがあり、連絡は単純に増えます
査定だけで、売らなくてもいい? 大丈夫です。査定は売却の約束ではありません
匿名で使える? 連絡を受け取る前提のサービスなので、連絡先の入力は必要です

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両方出すなら、同時ではなく時間差で。 片方の結果を見てから足したほうが、連絡の波を自分でコントロールできます。

媒介契約(不動産会社に売却を任せる契約、という意味です)の種類も、後で効いてきます。 専任媒介は契約の翌日から7日以内、専属専任媒介は5日以内にレインズへの登録義務があり、業務報告はそれぞれ2週間に1回以上/1週間に1回以上。契約期間は3か月以内です。一般媒介には報告義務の定めがありません。

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この記事のまとめ

  • 対応エリアは両方とも全国47都道府県。差は都道府県の数ではなく、提携網の密度
  • 提携約2,500社・同時最大6社・2001年開始のHOME4Uは、候補が少ない地域で1社でも当てたい人向き
  • 提携2,200社以上・同時最大4社のすまいステップは、連絡の数を抑えて進めたい人向き。提携条件に「過度な電話営業をしない」を明記
  • 査定額は売却価格ではない。根拠(近隣の成約事例)を聞ける会社を選ぶ
  • 2025年1月から、レインズの取引状況の登録が義務化。登録証明書のQRコードから売主本人が確認できる

次の一歩:申し込む前に、国土交通省の不動産情報ライブラリで自分の町の取引価格を1回だけ見ておいてください。数字の土台があると、電話の受け方が変わります。

出典